noteを使ってみて感じた、良かったことと微妙なところ【WordPressと比較】

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noteを使ってみて感じた、良かったことと微妙なところ【WordPressと比較】

2024年12月下旬に、noteを始めました。

この記事を書いている時点で、noteを始めて大体4ヶ月ほどが経った状態となりましたが、始めた頃の毎日投稿するぜ的な勢いはすっかり落ち着き、マイペースに更新するような使い方をしています。

noteを使ってきて良かったと思うこともあれば、このブログを書いているWordPressがいいと思うところもあったりするというのが本音。

そこで今回は、元々WordPressでブログを書いている人間がnoteを始めてみて良かったと思ったことと、逆にここは微妙かも?と思っていることについて振り返ってみようと思います。

noteの良かったところ

無料で使えるのに広告非表示

なんといっても、noteは無料で使えるのが大きいです。

noteには有料プラン(プレミアム会員)も存在しているのですが、普通に使う分には無料で全く問題ないと思います。

ブログサービスでも無料で利用できるところはありますが、noteの場合は記事内に広告が全く出てこないのも大きいですね。

noteを使うようになって、やっぱり本文に広告が出てこないと見やすいよな…とあらためて実感してしまったのは間違いないです。

手軽に記事が書ける

WordPressもノートアプリ(テキストエディタ)で下書きを書いてからアップしているので、多少はやりやすい形で更新はしているつもりなのですが、noteにはスマホアプリがあります。

このスマホアプリのおかげで、思いついたらすぐ記事を書けるようになっています。

noteでは可能な文字装飾機能が限られてシンプルなのですが、その分スマホアプリでさっと書いてさっとアップすることが出来るようになりました。

noteアプリの投稿編集画面
テキストエディタ感のあるnoteアプリの編集画面

さらに、アイキャッチの画像もnoteの「フォトギャラリー」にアップされているもの(自他関係なく)から簡単に選んで設定することが可能です。

しっかり気合を入れたアイキャッチ画像を作りたい人向けにCanvaで簡単に作れる項目が用意されているので、さくっと設定したい人も手の込んだアイキャッチにしたい人もかなり手軽に使える印象です。

正直、がっつり文章を書きたい時はパソコンで記事をアップすることも多いのですが、Wordpressの場合は完成の段階でパソコン(タブレット)が必須ではあることを考えると、noteではスマホからでもSNSの延長線上の気分で投稿まで出来るのがとてもいい感じだなと思っています。

好きなことを自由に書ける気楽さがある

WordPressでも自分が書きたいことを優先して書いてはいましたが、noteの場合はより一層好きなことを好きなように書いていい的な空気感があるので、深く考えずに書きたいことを書きやすい気がします。

WordPressの場合、Googleアドセンスのポリシー違反にならないように気をつけたり、検索に引っかかる(かもしれない)ことを意識して書く話題を考えたり、文章の内容を決めたりする面があるのですが、noteの場合はそこまで意識する必要もない(私の場合)ので、ちょっとした日記的な話題も書けちゃう雰囲気を感じます。

WordPress比で記事を見てもらえることが多いと感じる

現状、WordPressブログは検索流入が少なめのため、ほぼSNSから見てもらえてる状態に近いのですが、noteではフォロワーの方だったり、note内で記事が表示されていたりする等の理由で、記事を見てもらえる機会が多いと感じます。

アクセス数の確認がnoteの独自仕様になっている感じ(記事後半で説明します)ではあるのですが、記事への反応(アクセス数であったりスキ(♡)の数であったり)がWordPressやBloggerに比べて多い状態なのは間違いないです。

FC2ブログ、ライブドアブログ、はてなブログといったブログサービスを使っていた時代もありますが、noteは段違いで記事を見てくれる人がいるような体感です。
もちろん、投稿頻度だったり、投稿内容などにもよるので、誰でもどんな投稿でもアクセス数爆増!なんてことはさすがにありませんが。

noteに書いた内容次第では検索にも強い(=上位表示されやすい)ので、将来Googleで盛大にnoteの評価が落ちるようなことでもない限り、WordPressよりnoteの方が記事を多くの人に見てもらいやすい状態が続くのではないかと。

Amazonアソシエイトが利用可能

noteでは、Amazonアソシエイト(Amazonのアフィリエイト)が利用可能です。

WordPressブログのモチベーションが底だった時に書いた記事の中で、Amazonアソシエイトでしばらく売上が発生しないと、ブログに貼ったAmazonの商品リンクがエラーを吐いて表示しなくなってしまうことについて嘆いているのですが、noteだと売上発生の有無に関係なくAmazonのリンクが表示されるので、Amazonで買ったものについての記事をnoteで書きやすいです。

ブログ代の一部でも賄えたらいいな程度の気持ちを持ちつつ、売れる売れないに関係なく商品リンクを貼っておけるのは大変ありがたく感じます。

最近はAmazonアソシエイトの審査も大変になっているようですが、アクセス数を集めづらくなっているWordPressよりは記事によっては検索流入が見込めるnoteの方が審査は通りやすいかもしれないですね。

色々な人の記事を見るのが楽しい

noteを書くだけではなく、色々なアカウントのnoteの記事を見ることも楽しいと思います。

私のようにWordpressなどの他の場所でのブログ運用がうまくいかなくなって、noteに挑戦したり移行してみたりする人もちらほら見かけたので、同じような環境の人がいると思えてほっとしたこともありました。

検索では公式サイトのページが表示されがちで、個人のブログ記事をなかなか目にしなくなりつつありますが、noteの中では色々な人の色々な文章を楽しめるので、noteは気分転換になったり勉強になったりしています。

noteの微妙と思うところ

良くも悪くも画面がシンプル(文字装飾が最低限)

ここからはnoteの個人的残念ポイントについて書き出してみます。

noteの投稿では、文字装飾がとってもシンプル。

見出しをつけたり、文字を太字にしたりリンクや引用を挿入することは可能ですが、WordPressや他ブログサービスのように、ページ全体にテーマを設定したり、見出しのデザインを変えたり、文字色を変更する…といったカスタマイズは出来ません。

だからこそnoteの画面はシンプルで見やすいですし、シンプルゆえに簡単に投稿できる面もあるわけですが、デザインで個性をアピール!みたいな使い方はnoteでは難しいです。

カテゴリーが設定できない

noteの投稿ではタグの設定はできますが、記事ごとのカテゴリーは設定できません。

マガジン機能で代用できないことはないですが、無料でnoteを利用している場合は21個までしかマガジンが作れないですし、WordPressのようなカテゴリーに子カテゴリーを作って記事を管理する…みたいな仕組みに慣れていると、やっぱり微妙さは否めないです。

まだマガジンを整備し切れてないこともあり、マガジン機能をいい感じに使えていないのも大きいですけども(自業自得)。

Amazon以外のアフィリエイトや広告は利用できない

noteではGoogle AdSenseのような記事内広告を貼ったり、Amazonアソシエイト以外のアフィリエイトリンクを貼ることはできません。

ただでさえ有料記事がたくさん見つかるnoteで、記事内広告やアフィリエイトを容認していたら、今どころではないカオス感が出ていたであろうことは想像に難くないので現仕様でちょうどいいようには思いますが、WordPressの延長線上でnoteを使おうと思うと結構出来ないことが多いな?と感じるかもしれませんね。

アフィリエイトで稼ごうとするよりは、有料記事などのnoteの機能で収益上げてね!ということなのでしょうね。

 ページビュー(アクセス数)がわからない

WordPressでもブログサービスでも、アクセス解析から記事のページビュー数を確認することができますが、noteの場合は「ビュー」といって、記事のサムネイルが一覧に表示されただけでもカウントされる仕組みになっています。

特にWordPressからnoteにやって来ると、アクセス数を確認してみたら激増していてnoteすごい!と思いがちなんですが、記事のサムネイルがちらっと表示されただけ(記事の内容は見ていない)かもしれないので、実際に記事を見られた数はそこまでじゃなかった…なんて可能性も大いにあるかと。

noteでしばらく投稿していればnoteの記事同士で比較できるようになるし、ビューの数ではなくスキの数など別の数値を指標にすればいいかなという感じになりますが、noteで長らく投稿している人が「ページビュー」として誇らしげに語っているのを見ると、その数値はページビューじゃないんだけどな…って思っちゃいますね。

 SNS要素がしんどく感じることも

色々なnoteの記事を見るのが楽しいと思う時もある一方で、逆に色々な記事が視界に入るのがしんどいな…と思う日も正直あります。

noteではアカウントをフォローしたり、記事にスキをつけることも出来ますが、そのSNS的な要素がいらないと感じてしまうこともぶっちゃけある。

スキの数が記事ごとに出ていたり、フォロー・フォロワー数が表示されていたり、記事やらアカウントのプロフィールにもれなく付いてくる「数」の要素が、モチベーションアップになることもあるものの、重荷に感じることもありますかね。

コメント欄も無料だと閉じることが出来ないので、一人で黙々と長文を書きたいと思う向きにはnoteが合わない可能性もありそう。

さらに、note内では有料noteをがつがつ売るようなビジネス系アカウントも多いので、その類の投稿が視界に入りやすいのも難点です。
日記のようにちょっとした文章をさらっと書いているアカウントと、収益!!とか意識高い系のアカウントが混ざり合っている空間という印象はnoteを続けている今も持ったままですね。

noteの良さもあり、WordPressの良さもあり

私がnoteを始めたタイミングは、Wordpressブログのあれこれで疲弊している時でした。

WordPressで何か記事を書こう!と思っても、いざ書こうとしても手が止まってしまい、ブログ書くのってしんどい…と思ってしまう状態がずっと続いていて。

ただ、そんな状況でnoteを始めてみた結果、文章を書く行為そのものが嫌いだったわけじゃなかったんだ…と確認することができて、noteに挑戦してみて本当に良かったと思っています。

そして、noteでちょっとした文章をさくっと投稿できるのは楽しいけれど、一方でWordPressの自分だけの場所感も私は好きなんだなという気持ちも再確認できました。

またWordPressに疲れる可能性も否定できないので、WordPressは暫定…という感じではありますが、当面はちょっとしたことや日常のあれこれ(?)を書くのがnoteで、WordPressは更新できそうな時にゆったり更新していくスタイルでやっていこうと考えています。

noteは無料で使えるので、WordPressはしんどいけどSNSよりはじっくり長文を書きたい…とか、日記的に書き残していきたいと思っている方にはとても使い勝手のいい場所なのは間違いありません。

noteで思ったことを書きなぐる(表現)のも、なかなか楽しいですよ。

それでは、今回はこのへんで。
 

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